2008年01月01日
●謹賀新年 2008
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします!
今年の年賀状は、仕事の先々でのスナップ写真集です。
飛行機から見る富士山は、文字通り「頭を雲の上に出し」ています。
進行中の工事現場は初登場です。地中から地上へと立ち上がってきたところです。
そして基本設計進行中の計画。ブログでも登場した写真をトリミングしています。

追記:良い言葉を教わったのでメモ
「前を走っているランナーの背中が見えるうちになんとかして追いつかないと、完全にレースから取り残されてしまう。見えなければ、眼鏡を変えてでも見る。」
2007年12月29日
●忘年会 その3
金曜日。代官山ヒルサイドテラスに入居している4つの設計事務所が合同で開催する忘年会。その1つに勤めていた縁で、誘っていただいております。
1次会。幹事は各事務所の新人が回り持ちで担当するので、毎年少しずつ趣向が異なります。去年はちょっとお茶目に弾け系、今年は手堅くでもちょっと抜けてる系。事務所ごとに自己紹介をしますが、今年はどの事務所も新人がいてフレッシュな感じです。時が経つのは本当に早い。

2次会。OBの人たちが増えて、近況話に花が咲きます。皆様ご活躍で凄いなあと思う気持ちと、負けずに頑張らねばという思いが一新されます。

これで仕事は一区切り。年末年始を迎える準備が慌しく始まります。
本年はありがとうございました。良いお年をお迎え下さい!
2007年12月05日
●師走
昨日は仕事のスケジュールを整理しました。多分、これが今年最後のスケジュール調整です。あとは走るだけ。師走はスピード感があります。
机には鉛筆とノートパソコン。ざっくりと整理するなら鉛筆、細かく整理するならパソコン。これくらいのバランスが、一番馴染みが良いです。

2007年03月06日
●御殿飾り雛
母方の実家にあった、御殿飾り雛です。毎年大広間に飾って、その周りに親族が集まりました。15年ほど前に、わけあってうちに引き取ることになりました。その際に記念に撮った写真です。広げると6帖間が埋まるので、飾ったのはこの時のみです。
こんな大きなモノを飾って宴会が出来た京町屋の作りに感心します。特に広かったわけではなく、建具で仕切るだけのフレキシブルな間取りを上手く使っていました。その反面、プライベートな空間は全くなかったと思います。個室に馴れた今の世代には、暮らし難いことでしょう。家族構成や暮らし方の変化が感じられます。
三段飾りの上段に、御殿が乗ります。小さい頃は、この見慣れない雛人形が嫌いでした。今思うと、記憶に残る個性的な仕様ですが。

お内裏様にお雛様、三人官女に五人囃子が並ぶ御殿、その前には弓を持つ人、槍を持つ人。

雛人形というより、舞台セットのような造り。

畳に座る、お内裏様とお雛様。あまりそれっぽくありません。

2007年02月14日
●NATURAL LAWSON
昼ごはんをコンビニで買おうと思った時のこと。「確かあそこにあったよな」と思いつつ歩けども、それらしいサインが見えてこない。「あれっ?」と思いつつさらに近づくと、パン屋のような店先が。看板を見ると「NATURAL LAWSON」。僕の日常にもついに登場したかと、ちょっと感動しました。
第一印象は、「目立たない」。目を惹いてなんぼのコンビニのあり方と明確に違うところが面白い。店内に入ると小さいながらもカウンター席があり、見通しの効かない配置の什器に、5割増しくらいの価格帯の商品が小綺麗に並んでいます。高級食材店の雰囲気をコンビニスケールに器用に落とし込んでいます。
第二印象は、「買ってみたい」。購買心をくすぐる店舗戦略に、しっかりと乗せられました。くすぐられる気持ち良さがミソだと思いました。

2007年01月25日
●20年検査
両親の家の20年検査に立ち会いました。私の大学入学と同時に竣工した家も早20年。月日が経つのは本当に早いです。
シュミットハンマー検査。バネの力で金属棒が飛び出す器具を使って、基礎の反発力を測定し、基礎の強度を確認しています。

中性化検査。ドリルで基礎を掘削して、フェノールフタレイン液の反応で、基礎の中性化度を確認しています。当初はアルカリ性ですが、徐々に中性化、酸化が進みます。酸化が進むと内部の鉄筋の腐食による膨張が発生し、コンクリートのひび割れの原因になります。

屋根の登っての防水の確認。防水シートの収縮に伴い、シートを固定する金具が浮いて切れそうになっている部分があります。さらにその反動で凹部が出来て、水が溜まっている部分もあります。こちらは防水が切れる前に、早急に手を打つ必要があり。屋根工事の見積りをお願いしました。

基礎は強度、中性度ともに問題なしでした。最近は地震も多いので、基礎がしっかりしていることが確認できて一安心です。防水は20年でやりかえるのが目安なので、寿命どおりの働きといったところ。施工がちゃんとしていたことが確認できたのが収穫でした。
2007年01月01日
●謹賀新年 2007
新しい一年の始まりです。本年もよろしくお願いします!
今年の年賀状は、写真家の渡部信光さんに撮っていただいた写真を使わせてもらいました。高窓から差し込む伸びやかな自然光と、天井を浮かび上がらせる間接照明のコントラストが素敵です。実物よりも格好良いのが悩みどころ?!

2006年12月30日
●年末のご挨拶
忘年会シーズンも終わり、今年も残りわずかかになりました。
仕事で出会った方々、柏で出会った方々、インターネットを通して出会った方々、本年はどうもありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
今年最後の忘年会の前に、森美術館で一足早い「はつゆめ」を観ました。天井の高い空間とクリアな映像を主体にした展示がマッチして、見応えのある内容でした。

2006年08月28日
●夏の終わりに
涼しくなりました。夏の終わりを実感します。
今年の夏は、お盆をはさんで色々と興味深い話を聞く機会に恵まれました。
友人の独立、仕事、柏、アートなどなど。どれも普段の飲み話とは一味違う、心の深いところで触発されるものがありました。なんというか現代の童話を沢山教わった感じです。良いものを作りたい!という気持ちがとても強くなりました。
その夏のトリを飾ったのは、このちょっと先の店。内部と外部が連続するような街並を観ていたら少し遅刻しました。

2006年02月23日
●調べごと
建築設計って調べごとの多い仕事だなと思います。法規、素材、工法、等々。どれも少しづつ変わっていくので、以前の常識が古くなることもしばしばです。疑問点は調べる、理解する、確認するの連続です。
空間のイメージを固めるために参考例を見に行くこともあります。イロイロと見られて面白いです。

法規について理解するために、法令集と参考図書を紐解くこともあります。法と令と告示が重なっているので、相互関係を把握するのに時間がかかります。昨晩はここで力尽きました。

2006年01月03日
●休みのひとコマ
箱根駅伝が終わりました。波乱の逆転劇にテレビに釘付けです。正月休みもあと少し。
「こんな配置がいいのでは?」。マンションを購入する知り合いに模型で説明してみました。確かに分かりやすいけれど、少々職業病気味です。

2005年12月30日
●ジョイフル本田 in 守谷
今年も残りわずかです。年内の打合せを終えて、大掃除をして、忘年会に出て。バタバタと過ごしています。
一昨日は守谷にある「ジョイフル本田」まで出かけました。事務所の床カーペットが古くなったので、その敷き替え材探しです。ウッドカーペットが第一候補ですが、けっこう厚みがあって端部の処理に手間がかかりそうなのでパス。薄手の藤マットもありますが、椅子の車輪で表面がササクレ立ちそうなのでパス。絨毯タイプは夏に暑苦しいのと掃除が手間なのでパス。残るはクッションフロアかビニルフロアです。結局、多少のクッション性と柄の豊富さで前者を選びました。良い機会なので、椅子の車輪で表面が擦り切れないか実験してみることにします。各種建築素材が実物で比較できて、その場でカットもしてもらえるのでとても便利です。
はじめて行ったときは、その広大さに何でもあるように見えて感動しました。完成品のラインナップはそれほどでもありませんが、素材の豊富さと価格の安さは群を抜いています。それと加工費がとても安いです。予め必要な寸法を調べておいて、加工まで店内で済ませるのが上手く使うコツです。

来年は船橋に「IKEA」がオープンするので、ジョイフルが手薄な組立家具も充実します。とても楽しみです。
2005年12月23日
●「思い入れ」のある家
昨日で実施設計が一区切りつきました。今日からは頭を切り替えて住宅の提案を考えます。
住宅を考える際には、「思い入れ」を形にすることに気をつけています。住む方たちの「思い入れ」が大切に住み続けたいという気持ちにつながり、設計する側の「思い入れ」が手間がかかっても良いモノを作ろうという姿勢につながると思うからです。
「明るく風通しの良いリビング」、「ショールームのようなガレージ」、「読書に没頭できる書斎」、「ロフト付の子供部屋」、「日当たりの良い庭」等々。住む方によって様々な「思い入れ」があります。「思い入れ」を盛り込みつつ、予算や法規といった条件とバランスをとり、如何に形にまとめるか。そこが住む方が設計事務所に期待されることであり、設計する側の楽しみでもあると思います。実際、内容を詰めていくと思いかけない発見があったりして面白いです。
2005年12月03日
●考えることと進めること
設計事務所の仕事は大きく分けて、「企画提案」、「設計」、「監理」の三つに分かれます。前者は土地探しの「相談」から、法規や地盤等の計画条件の「調査」、どんな建物が可能かというラフな「提案」まで。中者は大まかな間取り、構造、内外観、素材、設備等の仕様を決めて図面化する「基本設計」と、各部詳細まで決めて図面化し、実際の工事に使う図書を作成する「実施設計」。後者は実施設計図書に基づいて見積りを依頼し、詳細に比較検討、必要に応じて内容調整した上で工事の依頼先を決める「見積調整」、工事が設計通りに行われているかを確認し、必要に応じて工務店に指示を与える「現場監理」が主な内容です。
今週から「実施設計」の図面をせっせと描いています。内容的な検討は「基本設計」の段階で行っているので、具体的な寸法、仕様を決めて図面化していく作業がメインです。昨日は区切りの良いところまで進めようと、朝から晩までかかりっきりでした。終わりが見えるところまできて、ふと「ここって細かく調整するよりも、こうすればスッキリまとまるんじゃないか?」という考えが浮かびました。ナイス!でも昨日の作業はやり直し。うーん、でも新しいアイデアの方が良い。一日かけてアイデアを練ったということで心内決着。
考えることは大切。進めることも大切。どちらも大切。この仕事をしていると、いつもついてまわる課題です。
2005年07月23日
●グラッときたときに考えること
先ほど、かなり激しく事務所が揺れました。インターネット速報を見ると、震源は千葉県北西部で、場所によっては震度5を記録したそうです。
ちょうど避難経路等を検討しつつ図面を描いていたので、揺れたときも周囲を見廻して避難経路からチェックしました。バルコニーと、階段へと続く廊下で二方向の避難経路を確保。通路を塞ぐ可能性があるのは本棚だが、倒れても乗り越えられる。むしろ倒れかかられる方が危ないので、すぐに動かないほうが良い。机の上の大物は21インチのモニター(約30kg)だが、万一転がり落ちてきても大丈夫な位置に座っている。他所から物が飛んできたり落ちてきたりする危険性は見当たらない。建物は鉄骨造なので、揺れるけれども耐力はけっこうある。というわけで椅子に座って揺れを観察していました。そのとき思ったのが、作業中のパソコンをどうしようかということ。グラッときたら保存終了して電源を落とすのが鉄則ですが、揺れてマウスを操作することが意外と難しい。処理中に大きな揺れがあってシステムを損傷したらそれこそ大ダメージ。一番危ういのはこいつか!とか思っているうちに揺れが収まりました。とりあえず、今日の作業が終わったらバックアップをとることにします。
最近の地震の頻発を見ていると、関東大震災がいつか来るんだろうなと思います。うちの近隣は地盤が弱めなので建物がこけたらそれまでですが、それさえなければ建物はけっこう頑張るはず。揺れとその後の火事で怪我しないよう物の置き場所には気をつけて、あとは非常食と靴を用意しておかないと。
2005年05月06日
●景観の変動要素から捉えた広重の風景画における情感
桜-景観-広重を結ぶタイムカプセルを開けてみました。私の卒論を「読み物」としてして再構成(論文としての手続きを最小限に削って、図版面を強化)したものです。元の論文は「日本建築学会大会学術講演梗概集(東北)1991年9月」に梗概が収録されています。
□目的
建物の計画において、その周辺環境を考慮することはとても大切です。特に日本は、季節及び気象による時々刻々の変化に恵まれた風土であり、古来より多くの印象や情感(例えば喜びや哀しみ)でその美しさを称え、表現してきました。また広重の風景画は日本の自然美を表現した傑作として高く評価されています。私たちはそれらを観察し、専門家による評論を分析することによって、「開放感」と「閉鎖感」の2つの印象が「情感」形成において重要であると考えました。そこで私たちは、広重の風景画を題材として、「景観の構成要素」が、画から感じられる「印象」と「情感」に対して果たす役割を明確にすることを試みます。
□方法
東京都立中央図書館に所蔵されている広重に関する文献及び図版より、私たちが特に強く情感(喜びと悲しみ)を感じる25枚を対象場面としました(図-1)。次に景観の構成要素を、「近くの山」「遠くの川」といった固定要素と、「降る雨」「満開の桜」といった変動要素に分けて定義しました。その上で上記25枚を用いて建築学科の学生12人に対してアンケート調査を行い、その結果を分析、考察しました。
□結果
「印象」と結びつきの強い「景観の構成要素」を見つけ出し、それらを結びつきの度合いに応じて「創出要因」及び、「強調要因」としました(図-2)。また、「情感」と結びつきの強い「印象」を見つけ出し、これらを情感を発生させる印象としました。また他の印象も情感を強めたり弱めたりしていると考えました(図-3)。
□展望
今回の試みで私たちは、「近くの山」や「遠くの川」といった固定要素だけでなく、「降る雨」や「満開の桜」といった変動要素もまた景観を考える上で重要であることを考察しました。建物を考える上で新たな視点となることを期待します。
図-1 画から感じられる「情感」

2005年04月27日
●都市の中を流れる川 1993 秋
こちらで橋の話がでたので、橋とアーバンデザインを絡めたお話を載せておきます。
かつて、BrooklynとManhattanは共に栄えました。しかし今日、Brooklynは貧しく危険な地域となり果て、双方の近隣に悪影響を及ぼしています。そこでManhattanとつなげることによるBrooklynの再活性化を考えてみます。本提案のポイントは、East River(両地域の間を流れる川)を「境界」ではなく、「都市の中心」として捉えることにあります。対象地域はManhattan Bridge とWilliamsburg Bridgeの間かつ、東をBrooklyn Express Way (Brooklyn side)、西をBowery Street (Manhattan side)で規定された水面と地面です。
対象地域周辺には三つの橋があります。これが私のとってもっとも印象的な特徴です。彼らは主に自動車と地下鉄でManhattanとBrooklynをつなぎますが、彼ら自身が素晴らしい建物でもあります。橋は水上の空間を規定しますが、同時に広大なデッドスペースもその下に作りだします。
私は「都市の中心」とするために、川沿いにアーケードを伸ばし、2本の歩行者橋を架けることを提案します。2本の橋は水上にオープンスペースを規定し、角に建てたタワー住棟がスペースの包容感を高めます。そして橋の下は閉じて、広大な公共空間として利用します。
本作は私がNew YorkにあるPratt Instituteでアーバンデザインを専攻した際に制作したスタジオワーク(考えることに主眼をおいた設計課題?)の一つです。 講師はBattery Park Cityの実現に大きな役割を果たしたStanton Eckstut氏とその教え子であるRandy Morton氏。鋭い課題設定と意表をつく進行の連続で非常にタフなスタジオでしたが、新しい扉がバンバン開くような発見と興奮に満ちた15週間でした。時期は1993年秋学期です。原題は「A River in the City」といいます。こちらにも写真を載せているので、合わせて御覧下さい。
対象地域現況。手前がManhattan、奥がBrooklyn、間にEast River。橋は手前からBrooklyn Bridge、Manhattan Bridge、Williamsburg Bridge。

一つ目のスタディモデル(検討用模型)。水色のスタイロフォームが提案部分です。中央に二つの歩行者橋が見えます。考えることが主眼のスタジオだったので、毎回テーマ設定されてその度に作り変えていました。考えることと手を動かすことを同時に求められる点では、実務より大変でした。

二つ目のスタディモデル。オープンスペースが立体的に見えるよう少しスケールアップ。角にタワー住棟が建っています。この頃になると頭の中には建物のイメージが浮かんでいて、ここから光が入ってとか思いながら作っていました。

タワー住棟とアーケードの部分模型。最終発表会直前に作った勢いの産物です。この頃は街(の構想)から建築(のスケール)まで飛躍することにとてもこだわっていました。今でも大事だと思う点では同じですが、実際の仕組の中で自分がどういった役割を果たせるかを考えるようになりました。

2002年02月24日
●居心地の良い場所をつくろう
居心地の良い場所が欲しいと言われると俄然やる気がでます。一生懸命やるのはいつも同じですが、学生の頃の「かけた手間の分だけ愛着が深まる部屋作り」の楽しさが蘇ります。
まず思いの限りを語ってもらい、要望が出尽くした段階で内容をまとめて見積りを揃えます。この段階では「えっ?」て顔をされることも多いです。もちろんお金の話もしておくのですが、やはり具体的な金額が出て初めて現実味を帯びます。ここからが頑張りどころです。何が大事かをじっくり詰めてゆき、「絶対必要>できれば必要>あとでもOK>いらないかも」と整理してゆきます。見た目は同じで安い材料はないか、安く作れる業者はいないか、既製品で使えるものがないか、設計内容も多くの角度から検討します。金額面も複数の見積りを揃えて詳細に絞り込みます。そして決断の時です。夢が実現するかどうかの瀬戸際ですから決断はつらいものですが、しっかりと過程を積み重ねることで満足のいく結論へと辿りつけます。
そして引渡しです。御施主さんとの共同作業の成果が問われる瞬間です。御施主さんが喜んでくれるとこちらもうれしいです。この瞬間のために設計をやっているとすら思います。数字や効率だけでは測れない価値が確かにあると実感します。
2000年04月23日
●インターフェイスについて
私は建築とアーバンデザインを学びましたので、私たちがどのように空間を認識し、経験するのかというシステムに非常に興味を持っています。
物の実際の形以上に、それを体験するときに抱く印象により興味があります。
最近のコンピューター技術の急速な発展と低価格化は、
私たちの日常生活を急速に変えていく可能性があると思います。
例えば映画の中のワンシーンとか、特別な装置を取り付けるという風に、
今まではコンピューターによって創り出されるイメージ(CGI)と現実の間には
明確な区切りが存在して来ました。
しかし膨大な数の端末が日常生活の中に存在する今、コンピューターは現実とCGIとの境界を限りなくシームレスにつなぐシステム=インターフェイスとして機能していくのではないでしょうか。
これは空間の拡張です。
インターフェイスの模索を通して、今目にみえる日常の発展上にやってくる未来像を探求していきたいと思います。
追記:
「Philip Morris Art Award 2000」に応募した際に書いた文章です。運良く入選して恵比寿ガーデンプレイスで開催された「最終審査展」に出展しました。その時の作品が「InterfaceⅡ」です。こちらに写真を掲載しています。審査員だった南條さんが巡回された際のコメントは「家具みたいなのもとった」でした。

