2011年11月27日

●第31回 つくばマラソン

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 11月最後の日曜日に「第31回 つくばマラソン」を走りました。大コケをした手賀沼、その反動でオーバーペースで自滅した湘南。そして迎えた今年最後のマラソンは、暑くなるとの予報。タイムはともかく、一度くらいはちゃんと完走しておきたいところです。

 9:30号砲。後半にバテるのをなるべく後にズラそうと、4分30秒/kmを少し遅れるくらいのペースで進みます。湘南のときほどではありませんが、足はそこそこ前に出る感じです。抑え目、抑え目と自分に言い聞かせつつ、バテる前にペースを落としていきます。沿道のメッセージボードは、今年はエバ名言パロディがなくなってスポ根なノリです。ちょっとイマイチ。14kmを1時間4分くらいで通過。

 気温上昇と共にペースダウンが徐々に進行、21kmを1時間37分42秒で通過。充実したエイドステーションを2回に一度の割合で利用して、水分補給を心がけます。28kmを2時間10分ちょっとで通過して、まだ少しは余力がある感じ。残りを5分/kmで走れば自己新だ!とハッパをかけて黙々と走ります。残念ながらペースは大幅に目標を割り込みつつも走り続け、最後まで走ってゴール!

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 記録は3:32:14(ネットタイム3:31:07)、2299位でした。2年前と比べると12分も遅いのですが、今回の体調、気温を考えると頑張ったと思います。とにかく完走した達成感と疲労感が心地良かったです。

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2011年11月26日

●11月の鑑賞記録

 11/5
酒井抱一と江戸琳派の全貌(後期)@千葉市美術館
 父や兄の作品を並べて抱一誕生の背景を紹介し、代表作「夏秋草図屏風」「12ヶ月花鳥図」を経て、弟子たちの作品、特に鈴木其一にスポットを当てる。量質ともに充実した展示。琳派芸術@出光美術館で幕を開けた「酒井抱一生誕250年」琳派イヤーの掉尾を飾る。

 11/6
メタボリズムの未来都市展@森美術館
 メタボ展再訪。映像、模型、パネルを一つ一つ読み込んでいき、気がつくと5時間近くも会場に居たことにビックリ。メタボリズムを全面に謳う構成には疑問があるけれども、内容は盛り沢山でとても面白い。

 11/13
華麗なる<京蒔絵>@-三井家と象彦漆器-三井記念美術館
 伝統工芸のパトロンとしての三井家。そして華麗なる蒔絵作品の数々。明確なテーマ設定と、贅を尽くした作品が調和が美しかった。

 モーリス・ドニ@損保ジャパン東郷青児美術館

 11/16
内海聖史『シンプルなゲーム』@void+
 シンプルな制約の下、絵を間近に体験する。写真映えするグラフィックパターンのような情報とは全く異なる、色という物質の力が浮かび上がる。その場でしか体験できない美しさに魅了される。

 11/25
内海聖史『シンプルなゲーム』 ギャラリートーク「内海聖史x小金沢智」@void+
 建築が先に進んでいるのに、絵画が取り残されていないか?自分で獲得したい。何度でも獲得したい。「さくらのなかりせば」評の一行目に「美しい」と書いた。ギャラリーに入った2秒間、目だけになって欲しい。美しい形を作れば作るほど、言葉がなくなっていく。でも言葉にして解体していかないと精度が保てない。

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2011年11月17日

●内海聖史 シンプルなゲーム@void+

 void+で開催中の「内海聖史 シンプルなゲーム」を観ました。いつも御世話になっている「弐代目・青い日記帳」レビュー記事で、天井に絵を設置した展示写真を見て、しかも週替わりで展示替えをすると知って、これは観ねばと平日に足を伸ばしました。

 展示は二つの会場に別れていて、一つは白い直方体空間のギャラリー、もう一つは多目的スペースとなっています。まずはギャラリーから。ミニマルな白箱に入ると、まず飛び込んでくるのは、低い天井面に点描状に盛られた絵具。そしてわずかに波打つキャンパスの素材感。腰を落とすと、緑の繁茂する木陰を見上げ、その先に空が広がるような全体像「something great」が現れます。写真で観ると、空が割れるような鮮やかなビジュアル・トリック的な印象を受けるかと思いましたが、実際はずいぶんと違います。物質的な絵具の美しさと向かい合うようです。

 そして多目的スペースへ。こちらは週替りでギャラリーでの出番を待つ作品たちの、待機場所な趣き。12色のカラーバリエーションを続き画面で並べる「nice music」。短冊のような縦長画面と、12ヶ月屏風を思わせる12枚構成が、モダンであり、伝統的でもあり。そのグランデーションの美しさと、「(画面が縦長なので線が細かく分割されて)描くときの爽快感が全くなかった」という内海さんの言葉の対比が面白かった。大胆な星型カンバスの「STAR」。キャンバスの折り方からこだわり、四角の画面をトリミングするのでなく、あくまで星型の絵画作品として成立させる。実物を観ると、赤作品と青作品とでは画面の白地部分の形が異なり、それがあたかも色そのものの性格を表わすように見えます。赤色の絵具の盛り上がりから、色の強さ、熱さが伝わってくるよう。どれもギャラリースペースで主役を務めるべく、力の入った仕上がり。週替りで4パターン、通常の4倍のエネルギーを注ぎ込む、その熱意に脱帽。

 本展のもう一つの魅力は、大判フルカラーの美麗なカタログ。週替り展示の模様を実際にシュミレートして速報的に報じる写真群。絵具の物質感が消えて、平坦なグラフィックパターンに変換された内海作品。これらがまた美しい。二つの側面から同時に内海作品を鑑賞できる、またとない機会です。

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2011年11月03日

●第6回 湘南国際マラソン

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 「第6回 湘南国際マラソン」を走りました。晴天で暑くなるという予報でしたが、幸い曇天で温度上昇もそれほどでもなく、絶好のマラソン日和となりました。始発の電車で新宿に集合して、あとは直行バスでラクチン会場入り。雲の切れ目から射す光で海が輝いて、気分が盛り上がります。

 9:00号砲。今回は体調管理に万全を期し、気持ち良くスタート。走るやすいコースと天候に恵まれて、4分20秒/km程度のかなりのオーバーペースで進みます。14kmを目標の1時間3分を100秒ほど切って通過。徐々にペースを落としながらも、21kmを1時間33分30秒ほどと、4分30秒/kmペースに若干余裕を持って通過。先日のハーフマラソンよりも、4分ほど早い展開です。あとはどこまで粘れるか。

 24kmから26kmあたりでコースの正面に富士山が見えて、そのダイナミックな眺めに感動。28km通過が2時間8分台と、4分30秒/kmペースから2分遅れる。レースらしかったのはここまでで、以降はガクンとペースダウン。途中1kmほど歩きつつも、どうにかゴールまで辿り着きました。

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 記録は3:34:05(ネットタイム3:33:40)、順位は1016位(男子フルマラソン一般の部)でした。明らかなオーバーペースで、終盤歩いたのはもったいなかったですが、先日のハーフマラソンでの不完全燃焼感を払拭できたのは良かったです。気持ちの良い湘南の海岸沿いコースを走れたのが、何より嬉しかったです。来年も頑張ってエントリーしたいと思います。

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