2017年03月04日

●台北 國立故宮博物院―北宋汝窯青磁水仙盆@大阪市立東洋陶磁美術館

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 藤田邸跡公園を散策した後、次の目的地へ。春の日差しが温かいので、大川沿いを歩いていくことに。川沿いをランニングする人たちが本当に気持ち良さそう。

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 中之島の大阪市立東洋陶磁美術館に到着。国際交流特別展「北宋汝窯青磁 - 考古発掘成果展」から7年ぶりの再訪。前回も思ったけれども、市立とは思えない立派な建物と物凄いコレクション。

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 特別展「台北 國立故宮博物院―北宋汝窯青磁水仙盆」を観ました。

 今回は神品至宝「青磁無紋水仙盆」を筆頭に、北宋女窯4点+景徳鎮官窯1点が来日。東洋陶磁所蔵の1点を加えた、水仙盆オールスター展。二度目はないかも。

 同時開催の「宋磁の美」でも「飛青磁花生」「油滴天目茶碗」「木葉天目茶碗」等がズラリと並び、本当に名品のオンパレード状態。名品とはこういうものだと、とにかく観る、観る、観るという感じ。
 人の入りは「ちょっと混んでる」くらい。充実した作品解説を読みながら観て回るのがちょうど良い塩梅。
 「人類史上最高のやきもの」「天青色の極み」「無銘の帝王」等、キャッチコピーも力が入っていて楽しい。

 本美術館のメインコレクション「安宅コレクション」は、三井記念美術館に巡回した「安宅英一の眼」展で観ました。コレクション購入にまつわるエピソードの数々を簡潔に述べる伊藤郁太郎さんの解説が非常に興味深く、食い入るように読み、観たのを覚えています(なのに鑑賞記録を残していない。。。)。図録も後日、購入しました。同じモノを観ても、タイミングと見せ方で随分と印象が変わるものだと感じます。

Posted by mizdesign at 2017年03月04日 23:58
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