2013年02月13日

●青い日記帳×奇跡のクラーク・コレクション展“特別内覧会”@三菱一号館美術館

 三菱一号館美術館で開催中の「奇跡のクラーク・コレクション」。その関連イベントである「青い日記帳×奇跡のクラーク・コレクション展“ブロガー・特別内覧会”」に参加しました。青い日記帳のTakさん、いつも御世話になっております。

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 まずはお隣の「MARUNOUCHI CAFE 倶楽部21号館」にて、担当学芸員の阿佐美淑子さんから展覧会の解説。

 ボストンから車で4~6時間。あまりに遠くて日本人はほとんど行ったことのない、人口6千人の小さな町、ウィリアムズタウン。そこで個人宅のような雰囲気の中で鑑賞する宝石のようなコレクション。
 美術館の増改築工事を機に、そこからルノワール22点を始めとして、コロー、ミレー、バルビゾン派、ドガ、モネ等の珠玉のコレクション73点が来日する奇跡!これを観るだけでフランス絵画の歴史が学べてしまう!
 作品解説。続々登場する美しい絵画に、持ち時間20分はあっという間に過ぎて、トークが止まりません!

 そして展覧会会場へ。

 注:画像は主催者の許可を得て撮影したものです。

 まずは3階から。コローがズラリと並びます。フローリングの上に絨毯を敷くことで靴音を消音し、鑑賞に集中できます。
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 そして「光の絵画」たちが続々登場。
 ピエール・オーギュスト・ルノワール「シャトゥーの橋」、「日没」。光に溶け込むような色合い、表現がとても美しい。とろけ具合がモネみたい。
 クロード・モネ「エトルタの断崖」。色彩豊かかつ硬質にクッキリと描かれた風景がとても美しい。確かな存在感がモネっぽくない。
 ギュスターヴ・カイユボット「アルジャントゥイユのセーヌ川」。三角構図でナミナミと水を湛えるセーヌ川の青が美しい。
 美しい色彩としっかりとした描線の作品が並び、コレクターの好みが強く反映されたコレクションであることが伺えます。
 その奥はルノワール部屋。
 「劇場の桟敷席(音楽会にて)」。右上に塗りこまれたと言う男性像を求めて、しゃがみこんで観る人続出。確かに男性の頭部と両手らしい輪郭が見えます。
 「タマネギ」。タマネギまでもが劇的なルノワールタッチで描かれます。
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 展示室を出ると、廊下の外にはブリックスクエアの夜景が広がります。
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 2階に下りて、ピサロとシスレーの部屋。なぜかこの先数室だけ、床がフローリングのまま。
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 壁の色は青、そして赤へ。
 アルフレッド・ステヴァンスの「公爵夫人(青いドレス)」。赤い壁に青いドレス、さらに暖炉の上という配置に青が映えます。
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 最後に再び「光の絵画」。
 ピエール=オーギュスト・ルノワール「鳥と少女(アルジェリアの民族衣装をつけたフルーリー嬢)」。非常に愛らしい少女の仕草と、色彩豊かな衣装と背景。とても美しい。
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 コレクター夫妻が自分たちの眼を信じて集めたコレクション。美しい色彩と明確な輪郭が印象に残る。空いてる時に絵と対話するように観ることをお薦めします。

Posted by mizdesign at 2013年02月13日 23:42
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