2006年08月19日

●伊藤若冲『動植綵絵』人気投票

 アートアンテナとしていつも御世話になっているこちらで、伊藤若冲『動植綵絵』人気投票が始まりました。三の丸尚蔵館をコンプリートした方は言うに及ばず、「美の巨人たち」を観て江戸絵画に目覚めたあなた、BRUTUSを観て若冲ってカッコイイと思い出したあなた、是非御参加下さい。投票会場はこちらです。

 若冲がおよそ10年の歳月を費やして制作した『動植綵絵』。
その名前の通り数多の動物と植物で画面全体が埋め尽くされているようです。
当時(1700年代)の最高級の画材を惜しげもなく用いている為、
21世紀の現在に至っても目を瞠るばかりの美しさに圧倒されます。
意外と実物は大きく縦約150cm、横約80cmもあります。
元々は京都の相国寺に『釈迦三尊像』と共に寄進されたもの。
天明の大火や廃仏毀釈などの難を逃れ現在は宮内庁が所蔵(三の丸尚蔵館)
皇室の御物として今に伝わっています。

この『動植綵絵』は30幅(枚)の多彩な作品から成っています。
個性豊かな30幅の中からあなたのお気に入りを一枚選んで投票して下さい。

三十幅の画像が、三の丸尚蔵館で開催された
「花鳥-愛でる心、彩る技<若冲を中心に>」展
で展示された順に作品名と共に並べてあります。

Posted by mizdesign at 2006年08月19日 00:51
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Tracked on 2006年08月23日 20:05
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