2015年02月09日

●熱海ツアーその2 MOA美術館

 12時前に熱海駅に戻って昼ごはん。と思ったものの、どこも人でいっぱい。観光地熱海をなめていました。一番回転の速そうなマクドナルドで手早くお昼を済ませて、タクシーで次の目的地「MOA美術館」へ。

 エスカレーター:エントランスから美術館本館までは約60mの高低差があり、7基のエスカレーターを乗り継ぎます。エスカレーターの壁面や天井は照明が刻々と変化します。 工事に際しては、自然環境をそこなわないよう、山の斜面を上から掘り下げて通路を設置し、完成後、元通りの山に復元したそうです。設計施工は鹿島建設。(参照:ウィキペディア/MOA美術館)
 一度切り開かれた山面もすっかり緑に覆われ、山中をくり抜いて作ったかのような斜行アプローチは、自然と人工との強烈な対比もあってとても印象的です。
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 本館:3階建てで、1・2階に計10室の展示室があり、他に能楽堂、「黄金の茶室」(復元)、レストランなどがあります。外壁はインド岩砂岩の割肌仕上げ。メインロビーは、1階、2階吹抜けの大展望室となっており、前面のガラスは幅32m、高さ8m。設計施工は竹中工務店。(参照:ウィキペディア/MOA美術館)
 1982年の開館以来33年を経た外壁は今も美しく、素材の選択とメンテナンスの良さの賜物だと思います。
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 本日のメインイベント「光琳アート」展へ。MOA美術館「紅白梅図屏風」と、根津美術館「燕子花図屏風」尾形光琳の2大国宝がここに出会う!そして光琳が後世に与えた影響をたどり、現代へと至ります。

 「光琳屋敷」(復元):江戸時代、尾形光琳が自ら設計し、生活した晩年の京都における屋敷を史料に基づき復元したもの。復元設計早川正夫。(参照:ウィキペディア/MOA美術館)
 展示を2順して満喫したのち、屋外を散策。当然、光琳屋敷へも足を延ばします。でも、外から土間をのぞく程度で、内部空間はあまり分かりません。せっかく再現してあるのにもったいない気もします。
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 閉館近づく16時半少し前。再び本館に戻って、2階のメインロビーからムーア広場越しに海を臨みます。天気も回復して青空が広がり、素晴らしい眺望!
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 タクシーで再び熱海駅に戻り、反省会の会場探し。駅周辺はまだ人出で賑わっているものの、少し離れた「囲炉裏茶屋」で無事席を確保。とある理由で金目鯛でお祝い。おめでとー!
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 19:41熱海発の東海道線に乗るべく駅方向に戻ると、お土産を買おうにも店はことごとく閉まり、あんなにいた人影もなし。温泉街の日曜の夜は早い。コンビニでおやつを買って、グリーン車で帰路。熱海を満喫した1日でした。

Posted by mizdesign at 2015年02月09日 23:09
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