2014年02月28日

●2月の鑑賞記録

 2/1
 世紀の日本画(前期)@東京都美術館
 小林古径「竹取物語」。波の粒子感と煌めきの存在感。
 平山郁夫「祇園精舎」。画面の厚みと、彫刻のように彫り込む手法。
 奥村土牛「閑日」。シンブルな構図と色彩の美しさ。
 構成は大味ですが、実物を観ることに発見のある展示でした。

 2/15
ザ・ビューティフル@三菱一号館美術館
tokyo_20140215-01.jpg
 19世紀後半の英国で起こった前衛美術表現を、当時のデザインを商業ブランドとして再生した箱で回顧する。平面から空間、利益へ。多面構成を小部屋が連続する箱へと落とし込む。二重の入れ子構造。

 2/22
ウィリアム・ケントリッジ《時間の抵抗》@元・立誠小学校 講堂
kyoto_20140222-01.jpg
 圧巻。作家の紡ぐ時間軸に取り込まれるような圧倒的な映像、音響、立体体験。

 2/23
 東大寺の歴史と美術@東大寺ミュージアム
nara_20140223-01.jpg
 平安の木造千手観音像、その両脇侍に天平の塑像日光・月光菩薩像を配した彫刻展示が中心。コンパクトながら見応えあり。

Posted by mizdesign at 2014年02月28日 23:06
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mizdesign.com/mt/mt-tb.cgi/1030

コメント
コメントしてください




保存しますか?