2012年07月22日

●ヱヴァンゲリヲンと日本刀展@備前長船刀剣博物館

 備前長船刀剣博物館で開催中の特別展「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」を観ました。

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 JR長船駅からタクシーで4km。本展の大きなビジュアルが目に入ります。

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 博物館エントランス横には、レイ、アスカ、マリのイラストが勢揃い。撮影スポットと化しています。

 1階展示室を入ると、左手前角にエヴァの大きな立像がお出迎え。振り返ると、TVシリーズ企画書のカラーコピーが壁面に貼ってあります。左手壁面には、複製原画と完成画が並列に並びます。そして奥の壁面から、本展の展示開始です。本展に出展される刀剣類は撮影可能(フラッシュは禁止)なのが嬉しいです。
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 ロンギヌスの槍。本展のメインビジュアル。さすがの存在感。

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 近づいて観ると、金属の「地肌」模様が鮮やかに浮かび上がります。その禍々しい雰囲気は、劇中で妖しげな存在感を放つ「槍」のイメージにピッタリと重なります。刀剣博物館の面目躍如!

 2階展示室はレイとアスカの等身大立像が出迎えます。そして劇中に登場するキャラクター、メカに因んだ刀剣が並びます。
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 零号機仕様 脇差 龍と槍。カラーリングからキャラクターとの関連が明快な、バランスの良い造形。刀身にはロンギヌスの槍に絡みつく龍。

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 弐号機仕様 短刀 式波・プラグスーツエントリー。刀身にアスカの透かし彫りという凝った造形。鞘の角ばった造形もカッコイイ(写ってませんが)。作り手の情熱が感じられます。

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 真希波マリ プラグスーツ仕様 短刀。イラストと比べると思ったより小振りな造形。プラスチック的な質感の鞘がちょっと大きすぎ。

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 カウンターソード。本展はエヴァンゲリオンのスピンオフ企画「エヴァンゲリオン ANIMA」に登場する武器をモチーフにした刀剣が多数展示されています。(むしろこちらが本編)。個人的に一番カッコイイと感じたのがこの「カウンターソード」です。刀を構える初号機が凛々しい。劇中の、ちゃんと動くかハラハラする初号機とは完全に別物。

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 塗見本。展示は本物の刀剣関連の品々も多数並列展示されています。中でも目を引いたのがこの塗見本です。細やかな文様の数々が美しい。

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 隣接する研修館では、エヴァグッズを販売中。オリジナルグッズとしては、図録、ポストカード、トートバッグ、ネームプレート等を販売していました。

 刀剣の里で催される「エヴァと刀剣のコラボレーション」はさすがの質感です。その展ではとても満足。他方、展示方法には「もう一工夫あればさらに良くなるのでは?」と思える部分がいくつかありました。できれば展示設備の充実した箱で再見したいです。

Posted by mizdesign at 2012年07月22日 23:12
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