2010年05月06日

●建築はどこにあるの?@東京国立近代美術館

 東京国立近代美術館で開催中の「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」を観ました。

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 中村竜二「とうもろこし畑」。構造体を極細化+集積することで生まれる、霧のような存在感。まだ観ぬ「可能性としての建築」はここにあると思った。

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 中山英之「草原の大きな扉」。大きく開いた扉が、建物の中と外を反転する。草原でのピクニックイメージが気持ち良い。

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 内藤廣「赤縞」。内装工事で活躍するレーザー水平器を活用。レーザーで規定された空間を、人が動くことで柔らかく造形する。建築というより、トロンの世界に迷い込んだ気分。

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 菊池宏「ある部屋の一日」。模型の周りをライトが周回し、その光の変化を原寸模型の壁面に映しだす。その移ろいはBGMと相まって詩的で美しい。

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 伊東豊雄「うちのうちのうち」。実現もしくは実現に向けて進行中のプロジェクトから、そのエッセンスを発展させた形で再構成。現実に軸足を置きながら、詩的な空間を現出させる力量はさすが。

 見せ方の達人たちが様々な手法でもって、建築はどこにあるの?と問いかける。視覚ゲームとして面白い。その一方で、建築家がアートワークを作成する意義って何だろう?という疑問を感じました。

Posted by mizdesign at 2010年05月06日 23:23
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