2005年12月23日

●「思い入れ」のある家

 昨日で実施設計が一区切りつきました。今日からは頭を切り替えて住宅の提案を考えます。
 住宅を考える際には、「思い入れ」を形にすることに気をつけています。住む方たちの「思い入れ」が大切に住み続けたいという気持ちにつながり、設計する側の「思い入れ」が手間がかかっても良いモノを作ろうという姿勢につながると思うからです。

 「明るく風通しの良いリビング」、「ショールームのようなガレージ」、「読書に没頭できる書斎」、「ロフト付の子供部屋」、「日当たりの良い庭」等々。住む方によって様々な「思い入れ」があります。「思い入れ」を盛り込みつつ、予算や法規といった条件とバランスをとり、如何に形にまとめるか。そこが住む方が設計事務所に期待されることであり、設計する側の楽しみでもあると思います。実際、内容を詰めていくと思いかけない発見があったりして面白いです。

Posted by mizdesign at 2005年12月23日 07:15
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