2007年02月15日
●三連休が終わって
連休中はこんなモノを作っていました。
デザインやプレゼンの方法を、少し変えています。
仕上りは概ね意図通り。成果はさてどうでしょう。

2006年12月05日
●大きく小さい家
寒冷地に建つ、老夫婦が暮らす住宅の提案です。普段は夫婦の2人暮し、年に何度かは親族が集まって20人ほどの大所帯になる昔ながらの暮らし方。建具の開閉で、空間の広さを大きく小さく自在に調整します。
大きく南面した恵まれた立地を最大限活かし、玄関・広縁・物干し場を一体化したサンルームゾーンを南側に設けて、冬の日照を最大限取り込み、夏の日差しをカットします。建物は外断熱+気密層でしっかり包んだ高気密・高断熱仕様。北側には坪庭を設けて、南北通風に配慮します。冬暖かく夏涼しい家です。

2006年11月18日
●アカルイ家
密集地に建つ二世帯住宅の提案です。南庭と大きな吹抜けで、近隣が建て替わっても充分な採光を確保し続けます。吹抜けによる空間の広がりと適度な距離感で、ゆとりある世帯間の交流を意図しています。
伸びやかな自然光に満ちたLDK。リビングを廻るように登る階段が効果的。

2006年10月14日
●2つのガラススクリーン
急ピッチで進めていた内装の実施設計が終わりました。
今回は複数のガラスを組み合わせて、異なる表情を持つ空間作りを試みています。
賑やかな大通りには、屏風のように自立する強化ガラスのスクリーン。多目的空間には、アミダクジのような細枠のスクリーン。壁の素材と組み合わせて、深みのある表情を作る予定です。

2006年10月04日
●集まって暮らす場所
集まって楽しむをキーワードに考えた二世帯住宅の提案です。
南面に眺望の広がる恵まれた立地に、大きく取った中庭を囲むように建物を配置します。玄関の右手には世帯間共用のリビングと客間、左手から中庭を囲んで居住空間が続きます。各世帯はDKと寝室、水廻りを備え、上下階で完全分離します。
お互いが気兼ねなく暮らせ、一緒に楽しむ場所も備えた、光と風と緑いっぱいの家です。要望と予算のバランスを考えて、デザインはシンプルにまとめています。
残念ながら没案となりました。

2006年09月11日
●千葉県既存建築物耐震診断・改修講習会
「千葉県既存建築物耐震診断・改修講習会(木造住宅)」を受講しました。
昭和56年(1981年)に耐震基準が強化され、それ以前に竣工した建物の耐震化が大きな課題となっています。さらに平成7年の阪神・淡路大震災を経て、その重要度は増しています。現在、千葉県下では約219万戸の木造住宅が存在し、そのうちおよそ45万戸が昭和56年以前の竣工だそうです。
耐震診断には3段階あり、一番簡単なものは、建物の居住者や所有者の方でも診断できるように作成されています。さらに調査が必要な場合は、私たち専門家による一般診断と精密診断が用意されています。まずは興味を持ってもらい、必要に応じて専門家を活用いただく仕組です。役所の窓口にパンフレットが用意されていますので、耐震診断及び改修をお考えの方は入手されることをお薦めします。
会場は千葉市生涯学習センターでした。ガラス屋根の巨大な吹抜け空間を持ち、図書館を併設するなかなかバブリーな建物です。

2006年09月02日
●ゾーニング
住宅を共同生活の場として考えば、大切なのはゾーニングだと思います。
玄関・居間・ダイニングといった共用ゾーンと、個室・寝室といったプライベートゾーンを如何に分離し、繋げるか?建具の開閉で仕切ることから、中庭をはさんで物理的に離しつつ視覚的に連続させることまで。その方法は多種多様あり、工夫のしがいがあります。
前回の検討内容をまとめた図解資料です。右側にコンセプト図が並びます。上がゾーニング、中が光・風・緑の採り入れ方、下が外部空間の構成です。

2006年08月30日
●光・風・緑
住宅を装置として考えれば、大切なのは光・風・緑の採り込み方だと思います。敷地、法規、要望によって方法やデザインは異なりますが、ポイントは同じです。
プライバシーを守りつつ、ふんだんに自然光が射し込み、緑が眺められ、風通しが良い住環境。そのベストな提案を作るべく検討を重ねます。
密集地で良好な住環境を作るべく、壁面緑化や採光高窓を盛り込んだ検討用模型。下に敷いているのは、緑化や採光についての参考図書。技術は日進月歩なので下調べは欠かせません。

2006年07月26日
●提案セット
切った貼ったしていた提案をプレゼン用にまとめた資料です。図面とパースと模型で、分かりやすく魅力的な仕上がりを心掛けています。ここからイメージが膨らんで、色々なアイデアのやり取りができると理想的です。

2006年07月22日
●検討模型
提案を作る際に、模型は欠かせません。その役割は、提案内容を比較検討(スタディ)することと、提案内容を説明(プレゼンテーション)すること。特に前者は平面と立体の兼ね合いを詰める上で欠かせません。
んー、もうちょっとこんな感じで。。。というノリで切ったり貼ったり。意外とアバウトな世界です。この過程の積み重ねが納得いく仕上がりにつながります。

2006年07月12日
●建築相談の活用法
建築相談に来られる方には、なるべく役に立つ情報を提供したいと考えています。当事務所の場合、実例写真、設計プランの例、設計事務所の仕事及び費用の解説、事務所プロフィールをまとめた資料を用意しています。これをベースに、素材サンプルや模型を交えて、設計事務所との家作りについて説明させてもらいます。
相談に来られる側から見れば、様々な情報を得られ、質問することもできるので、かなり効率の良い情報収集になります。もちろん無料です。当方から見れば、色々な方の要望、考え方に触れられ、設計を依頼いただく可能性もあるので良い刺激になります。なかなか上手い仕組みだと思います。
写真は現在使っている資料です。より役に立つ資料になるよう、構成を思案中です。建築相談の申込みはこちらからどうぞ。

2006年05月31日
●中のように外を活用する
敷地に対して建物が建てられる面積の割合を建蔽率と言い、法規で定められています。例えば建蔽率50%であれば、敷地の半分までしか建物が建てられないということになります。では残りの半分を有効に活用する方法は?
その一つの回答として提案したのがこの案です。建物をT字型平面として、二つの屋外空間を形成します。一つは駐車場、もう一つは空に開いた部屋として機能します。バルコニーと屋外階段で、内外一体で使える構成です。箱ありきでなく、敷地ありきで考える柔軟さが、設計事務所の良いところです。

2006年03月27日
●マンション内覧立会記
知り合いがマンションを購入したので、その内覧会に立ち会いました。引渡し直前なので目視による仕上チェックをするだけですが、意外と工事が粗く、指摘箇所は30点を超えました。一番気になったのはLDKと和室の境目にある釘跡。フローリングが浮いたのでを釘を打って押えたのだろうという説明でしたが、とても目につく場所でそれはダメだろうというわけで、補修に乞御期待という幕引きでした。

それから二週間、補修後の状態です。フローリングを貼り替えたのでしょう、すっかり綺麗になっています。他の部位で補修が今一つなところもあるのですが、ここをきっちりやってあるのでやる気は伝わってきます。

マンションは建築であると同時に商品としての側面も大きいので、工期、費用、材料と職人の確保といった制約の中で作る側もイロイロと大変そうです。
2006年02月27日
●並べてみる
手元にある模型を並べる機会があったので、記念に写真を撮りました。敷地や要望、予算によって建物の形が随分と変わります。個人的には、光・風・緑に恵まれプライバシーも守れる中庭型が理想だと思っています。

2006年01月24日
●土間とガレージ
設計事務所の良いところは、建築主様の要望を踏まえた上で、構造や間取りを自由に発想できることです。
採光に恵まれない立地で、明るく開放感のある居住空間とガレージライフを満喫したいという要望を踏まえた提案です。広さは30坪。2階は高窓とトップライトで採光と通風を確保、1階は土間をガレージ、納戸を書斎と読みかえることで要望に答えています。

2005年11月07日
●街と住宅
「住宅で街を作る」は建築を考える上で普遍的なテーマの一つです。内部だけでなく外部デザインの仕組も考えることで、住宅が建つほどに魅力的な街並が形成されていくことを目指します。同じモノを繰り返せばあっという間に画一的で退屈な街になり、全体の計画性が弱すぎると出来の悪い住宅展示場になってしまいます。全体を統一する緩いコードの中に個性が反映される様々な仕掛けを盛り込むことと、それを維持してゆく少しの手間をいとわないことが大切だと思います。
2年前に作成した4戸の建売住宅の提案です。コンセプトは「Dual Design」、街と居住空間、二つのデザインによる快適な生活です。
駐車場を街の延長と捉え、一ヶ所に集めて広場としてデザインしています。お父さんが出勤した後の空いた駐車場を近隣との交流スペースとして利用するわけです。植栽と外壁素材で、全体を一つの空間と感じられるよう演出しています。

居住空間は採光、通風といった基本性能に加えて可変性を重視しています。子供たちの成長に合わせて子供部屋を用意し、分割し、そしてなくすというサイクルに可動収納と引込戸で対応します。

2005年11月02日
●通りと玄関
通りと玄関の関係は工夫しがいのあるポイントだと思います。防犯面から考えて、外から中の様子が伺えないような閉鎖的な関係が一般的でしょうか。しかし、あまりに閉鎖的でお隣さんの顔も知らないというのも困りモノです。プライバシーや防犯面に配慮しつつ、外の様子もある程度分かるように作ることが大切ですが、このバランスはケースバイケースです。
最近作った、駅から徒歩数分の好立地に建つ音楽教室併用住宅の提案です。駅から続く街路が、そのまま「音楽の聞こえるオープンカフェ=玄関テラス」に連続するというイメージです。生活空間は外から見えないように計画しています。こんな玄関先が増えると、街が楽しくなると思います。

2005年10月08日
●街角をデザインする
一昨日は、春から携わっている大規模改装の見積用現地説明を行いました。いよいよ現場入りへのカウントダウンが始まります。事務所に戻ると、先月作成したビルの改装案が採用になった連絡をいただきました。こちらは私の仕事はここまでで、後は仕上りを待つ身です。バタバタした日々も少し落ち着いてくるでしょうか。
改装案の没案です。コンセプトは「街角をデザインする」。都内の好立地なので、大胆な色彩構成を提案しました。こちらをA案、同コンセプトでもっと落ち着いた構成をB案として提案したところ、後者が採用になりました。街角がどう変わるか楽しみです。

2005年08月30日
●住宅はハコか環境か
住宅地を歩くと、圧倒的に箱型住宅が多いことが気になります。四角い外形に設備スペースを一ヶ所にまとめた箱型プランは、外壁面積や設備配管等が最小限に抑えられる分、コスト面で有利と言われています。確かに一理あります。しかしそれは一つの側面に過ぎません。中庭型は外壁面積は増えますが、外部空間もプライベートな場所として使えるので実面積以上に広がりのある空間が得られます。
発想は豊かに、気持ちはおおらかに、財布の紐はしっかりと握って、できれば予算に少しゆとりを持って。それが家作りを楽しむコツだと思います。
最近作った中庭型の提案です。駐車場と物置でゲートを形成して、お金をかけずに囲むところがミソです。

2005年04月15日
●住宅のセカンドオピニオン 解決編
「去年の12月、強風豪雨時の雨漏りの重要参考箇所として彼方をコーキングします。」というわけでこちらの相談が一段落しました。一夏様子を見て次の手を考えることになります。建物の理屈だけでは説明しきれない一件でした。周辺環境と気象条件の配慮も大切です。

2005年03月21日
●住宅のセカンドオピニオン
最近、築後数年経つ住宅を見てもらいたいという相談が立て続けにありました。内容は様々ですが、建てた工務店やハウスメーカーの説明だけでは納得がいかないので、専門知識のある第三者の意見を聞きたいという点が共通しています。住宅もセカンドオピニオンの時代なんだなと実感します。(当事務所では、近隣限定で対応させて頂いております。範囲及び費用については御問合せ下さい。)
雨漏り経路はどこだ?水をかけて探索中


