2005年05月03日
●まちのつくりかた 基本設計
「まちのつくりかた」の続きです。前回はこちら。
マスタープランが決まったら、それを踏まえつつ基本設計に移ります。マスタープランが骨格作りだとすれば、今回の作業はその肉付けです。建物だけでなく、建物で形成される外部空間=広場にも同じくらい注意を払って計画する必要があります。まちの内装を考えるわけです。
下の写真は倉敷市営中庄団地第二期の基本設計の際に作成したスタディモデルの変遷です。この段階では私ともう一人の担当者が提案を練り、アルバイトの人に模型を作ってもらっています。時期は2000年1月から3月頃です。
はじめは以前に作製したスタディモデルを使って検討しました。左上に見えるのは提案部分の差替パーツです。全体とのつながりを踏まえつつ、比較検討しながら進めていきます。

課題が絞れた段階で、模型をスケールアップしました。対象工区の実際の空間の検討に移ります。住棟を中層化して中庭を空中歩廊で囲むか、可能な限り低層化して直線的なオープンスペースを形成するか、検討が続きます。

塔状の建物を散在配置して空中歩廊でつなぐ案が採用となり、植栽も含めて計画しました。歩廊上にエレベーターと階段を設けることで、他の住棟の人とのコミュニケーションを誘発することを意図しています。

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計画の変遷を分かりやすく紹介してあるので、多くの方に「設計の詰め方」が理解していただけれるのではないかと、毎回期待しています。
たぶん、設計事務所のなかには、当たり前のようにエスキスを何回も重ね、模型を作り直すところと、当たり前のように確認申請用の図面しか作らないところがあるのでしょう。
ぼくは、前者の設計事務所の経験しかないので、後者のことは想像の範囲ですが。
「設計から見たまちづくり概論 -実例を踏まえて考えよう-」の概略といったところでしょうか。「専門家をもっと活用して下さいPR活動」のパンフレットはこんな感じですかね。
そこでお願い。専門家を活用させていただきたい。詳細は、後日。オフで。
上手い!座布団一枚なタイミング。

